Text Size : A A A
Img_7467e3b211d730742db097acee6bb2bc
Img_806d546d469e8d10f4aa03a52d21f040
Img_2b8754291f3288acab39083fed05d85b
Img_e23e3484a00efd8abfe243742c0e542a
Img_7bd60252e5705adca06e8b11bfdb6373
Img_fea9eb888684c7888115fda97e477974
Img_b1fb6c48cbf15dfde85747ecc2545b05
Img_3ea2300be3b4ad6c3c968b6cce3518ec
Img_1d967f95fb75672f2162c25d8cc03a32
あのランディ・ジョンソンのセカンド・ライフは、報道写真家になっているそうです。もうビックリ!!2015年度のメジャーリーグ殿堂入りした名投手なんです。2m08cmの長身から投げる剛速球(全盛期164km!)で46歳で引退するまで通算22年間で303勝166敗2セーブ、防御率3・29。サイ・ヤング賞5度という凄いキャリアです。
調べたら彼の公式サイト"Randy Johnson Photography"に、その想いが綴られていました。

While attending USC in Los Angeles for three years ’83-’85 on a baseball scholarship,I majored in photojournalism.At that time,I got hands-on experience in the art and craft of photography,shooting for the “Daily Trojan”,our college newspaper,and a small rock n’ roll magazine in Los Angeles. While baseball became my occupation for over two decades, photography remained my great passion.

Beginning with my first summer vacation in 26 years in 2010,I shot motorsports,concerts,people & places. I’ve been privileged to take seven USO tours to visit our men and women who serve our Country. Iraq, Kuwait, Okinawa, Cuba, South Korea, Italy, Afghanistan, Africa and Germany (God Bless Our Troops!). I’ve also been a contributing photographer for major media outlets with many photos featured in Stars And Strips Magazine, Rolling Stone Magazine, Spin Magazine, Metal Hammer Magazine, Score Baseball Card Company, AOL Online. Also have been on the road with several friends working to capture moments on stage to have them used in Tour Programs, Posters, T-shirts, Books, CD booklets and band Web-Sites.

As much as I enjoyed the thrill of pitching a perfect game and winning a World Series, I get similar satisfaction from using my photography skills to try and capture that defining moment in time.

The ride has been great,but is far from done. I look forward to seeing places I’ve never visited and shooting things I’ve never seen. Always shooting with my Good-Eye closed.

ベースボールの奨学生としてロサンゼルスのUSC(南カリフォルニア大学)に3年間在籍していた頃、私はフォトジャーナリズムを専攻していた。(座学で学ぶと)同時に、大学の新聞やロサンゼルスの小さなロックンロールマガジンに写真を提供することを通じて、実践的な経験も積んでいた。
その後20年以上に渡りベースボールを投げることが私の職業となっていた一方で、写真に対する私の情熱は冷めなかった。メジャーリーガーとして全米各地を旅することを活かし、私は様々な場所や人、コンサート、イベントなど、私の目を捉えたもの全てをレンズに収めた。そしてメジャーリーガーとして22年間のキャリアを終え、私のフォトジャーナリズムの仕事はもはやバックシート(2番目の仕事)に止まる必要はなくなった。
26年間で初めてのサマーバケーションを取った2010年、私はモータースポーツやコンサート、人々や場所の写真を撮った。私はUSO(United Service Organizations=米国慰問協会)の旅に3度付き添う機会に恵まれ、ひとつはイラクとクウェートへ、もうひとつは沖縄へ、そして一番最近はイタリアとアフガニスタン、ドイツへ足を運んだ。また、スピン・マガジン(米大手音楽雑誌)やメタル・ハマー・マガジン(世界最大のヘヴィ・メタル専門誌)、スコア・ベースボールカード・カンパニー、ししてAOLオンラインなどに写真を提供している。
私にとって写真は、カメラを通して世界を旅することを可能にしてくれるだけでなく、私にとってとても身近であるチャリティーに還元することも可能にしてくれる。たとえばホームレスの支援など。私はパーフェクトゲームを成し遂げることやワールドシリーズを制覇するスリルを楽しんだように、自分のフォトグラフィーのスキルを他人の為に使える事に同様の満足感を覚える。
船出は素晴らしいが、まだまだ先は長い。私は行ったことのない場所を訪れ、見た事のないものをカメラで捉えることを楽しみにしている。

確かメジャー在籍10年以上の引退したメジャーリーガーには、選手会から選手年金で毎年2000万円支給されているそうで、悠々自適に暮らせるはずですが、ランディは写真のギャラをチャリティーに寄付しているようです。リスペクトするなぁ。
Randy Johnson Photography  (Click!) 

検見川ヒロ
Img_6aabc62cd27184163747a03ab7a5a211


ワールドシリーズは、レッドソックスの日本人投手コンビの上原・タズの大活躍でワールドチャンピオンになりましたが、片やトロントでは こんな心温まるエピソードがありました。

メジャー2年目の今季、ブルージェイズの地元トロントで「ムネリンフィーバー」を巻き起こした川崎宗則選手。シーズンが終わり帰国後もムネリン人気は止まるところを知らず、ついにはトロントの女性レポーターから“公開ファンレター”を受け取ったそうです。ブルージェイズは現地時間11月1日、球団側が選択権を持つ川崎の来季契約オプションを破棄することを発表しました。川崎はフリーエージェントとなり、日米全球団との交渉が可能になります。このニュースが報じられた当日、カナダ最大のニュースサイト『ザ・スター・ドットコム』に、川崎にブルージェイズ残留を懇願する“手紙”が掲載されました。ファンレターの送り主は、同サイトの女性レポーター、キム・ナーソールさん。レポーターとしての立場など関係なく、いちファンとして「ムネに残って欲しい」の一心だけで、契約解除の報道から1日も経たないうちにその愛を綴りました。

Dear Munenori Kawasaki, please stay with Toronto Blue Jays: A fan’s open letter

Dear Munenori,
When I was younger, I watched every Blue Jays game.
Not knowing much about the sport, I always picked my favourite players based on who seemed the nicest, the most interesting — who I would hang out with if I ever got the chance.
You, Mune, fit that category. And now I hear you might leave us.
We’ve only had one season, and although it’s been more than enough for us to love you, we are nowhere near ready to say goodbye.
You arrived amidst a slew of former all-stars, a light-hitting minor league free agent not expected to do much for the team, let alone the fans.
But it is because you were an underdog that you captured Toronto’s attention and, ultimately, heart.
More Video
Toronto FC looks to next seasonToronto FC looks to next season
Perdita Felicien jumps from the track to televisionPerdita Felicien jumps from the track to television
It was that heart, dear Munenori, that almost broke Friday. The Jays didn’t pick up the $1 million option on your contract making you a free agent. Does that mean you’ll come back on a cheaper deal, go to another MLB team or head to Japan for a more lucrative contract?
So I write this letter not as a goodbye, but as a plea: stay Mune!
Obviously not for the money, but for us — don’t they always say you can’t buy happiness?
You were just a 32-year-old shortstop signed at the start of spring training as insurance. No big deal amongst the big names who were supposed to deliver for the Jays.
And yet you became a light in an otherwise dreary season. No one could deny your energy, quirkiness and infectious love for the game.
You carried around a Japanese-to-English translation book, starred in videos that went viral and were the Jays’ biggest cheerleader from the dugout. You gave us someone to cheer for, when all else failed.
We despaired when you got sent to the minors when Jose Reyes returned from injury. We did not have to mourn for long, however, as you rejoined the team two days later.
How long will we mourn this time, Mune?
When you struggled at the plate, we all struggled. Your mediocre numbers — 24 RBIs and a .229 batting average — gave us all the more reason to celebrate when you did connect. Remember when you hit that homer against Baltimore and we chanted your name?
Twitter cried for you on Friday.
“You need team players to win anything, and he’s the best example in years,” said SoylentEH.
One of us, William Dyer, went through multiple stages of grief in one tweet.
From despair and anger: “KAWASAKI! NO! DON'T GO!” To acceptance: “Ok, fine. Good luck, buddy.”
But it’s not fine, buddy, and the only luck I wish you is for next season . . . when you return to the Jays.
So what do you say, Mune? Will you stay for the fans?
Kim Nursall  (Click!) 

「親愛なるムネノリへ」(日本語訳)

 子供の頃、私は毎日ブルージェイズの試合を見ていました。ベースボールというスポーツをよく知らなかった私は「一緒に遊びに出掛けたくなるような、素敵で面白い選手」を基準に、お気に入りの選手をいつも探していました。

 ムネ、あなたこそは、まさに私が探し求めていた人です。そして今、あなたがチームを去るかもしれないと聞きました。

  私たちはまだ1シーズンしか共に過ごしていないけれど、それは私たちがあなたの虜になるには充分な時間だったし、まだお別れをする準備なんてできていません。

 オールスター級の選手がひしめくブルージェイズにおいて、非力なマイナーリーガーとしてチームに加入したあなたがチームに多大な貢献をもたらすとは、誰も期待していませんでした。しかしあなたは、トロントの注目を一身に集め、そしてファンの心を掴みました。

 金曜日(11月1日)、その心が打ち砕かれました。ブルージェイズは100万ドル(約9,800万円)の契約オプションを破棄し、あなたをフリーエージェントにしました。あなたは、より安い契約でチームに戻ってくるのか、それとも他のチームに行くのか、あるいは日本に戻ってしまうのでしょうか?

 私は、あなたにお別れを言うためでなく、お願いをするためにこの手紙を書いています。ムネ、トロントに残って!

 お金のためではなく、私たちのために。幸せはお金で買えないと、皆が言うでしょう?

 あなたは、バックアップ要員としてスプリングトレーニング中に契約した、32歳のショートストップにすぎませんでした。大型契約で加入したスター選手たちとは、全く立場が違いました。

  それでもあなたは、残念な結果に終わったブルージェイズのシーズンにおいて、希望の光となりました。あなたのベースボールに対する情熱、姿勢、そして周囲の人間をも動かす愛を否定する人は誰もいません。

  あなたは英会話帳を持ち歩きカメラの前でも躍動し、そしてダグアウトからチーム最高のチアリーダーになりました。何もかもが上手くいかなかったチームにおいて、あなたこそが私たちが応援すべき人になりました。

 あなたがマイナーに降格したとき私たちは絶望しましたが、その2日後にあなたはすぐ戻ってきたので、私たちの悲しみは長くは続きませんでした。

 でも今回は、私たちはどれほど長い時間、悲しみに暮れなければいけないのでしょう?

 あなたが打席で苦しんでいるとき、私たちも皆苦しんでいました。24打点、打率.229という平凡な成績だったからこそ、あなたが結果を残したとき私たちは無条件で喜びました。あなたがボルティモア・オリオールズ戦でホームランを打ったとき、私たちがあなたの名前をチャント(合唱)したのを覚えていますか?金曜日、ツイッターでは悲鳴と悟りの声が上がっていました。

 「勝利のためには、チームのためにプレーできる選手が必要だ。彼はここ数年で最高のチームプレイヤーなんだ」

 「カワサキ!ノー、ダメだ!行かないでおくれ!」

 「OK、わかった。幸運を祈るよ、バディー」

  来年のあなたに私が望む唯一のことは……ブルージェイズに戻ってきてくれること、それだけです。

 ムネ、あなたは何て言うかしら?ファンのために、残ってくれるかしら?

 キム・ナーソール

決して通訳をつけないムネリン。ヘタクソな英語で一生懸命自分の言葉で話そうとするムネリン。そんな姿勢がトロント市民に愛された理由のひとつかもしれません。なんだか、このエピソードは泣けるな。

検見川ヒロ